-アミノ酸の効果・効能

2009年9月アーカイブ

アミノ酸とは

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アミノ酸とは、化学分野ではアミノ基とカルボキシル基の官能基を持つ有機化合物のことですが、私たちが普段耳にするアミノ酸は、私たちの身体の組織をつくるたんぱく質の構成要素のことです。

又、アミノ酸はビタミンの一種であるナイアシン、神経機能の調節に必要なエピネフリンをつくったり、更にはセロトニンなどもチロシンやトリプトファンなどのアミノ酸からつくられています。タンパク質は、毎日合成と分解を繰り返していますから、そのために必要なアミノ酸も毎日きちんと食事から摂ることが重要です。食事で身体に摂り入れられたタンパク質は、分解吸収されて肝臓に達するまでに大部分がアミノ酸になります。このたんぱく質を形成するアミノ酸は20種類あるのですが、そのうち11種類は他のアミノ酸から作ることができます。しかし、残りの9種類は体内での合成はできないので、食事から摂取することが不可欠となっています。

この9種類のアミノ酸のことを「必須アミノ酸」といい、健康補助食品や飲料などでよく耳にするものとなります。現代人は外食も多く食生活がつい偏りがちになりますから、こうしたサプリメントなどで不足するアミノ酸を補給することは有効な手段のひとつかもしれません。

 

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アミノ酸は筋肉のたんぱく質を構成している栄養素でもあります。特にその中でも分岐鎖アミノ酸という成分は筋肉に多く含まれており、筋たんぱく質を作りやすくした上に壊れにくいものにする働きがあります。

実は高齢になると、筋肉の減少や筋力の衰えが目立つようになるサルコペニアと呼ばれる状態になるのですが、最近では、分岐鎖アミノ酸を含む必須アミノ酸の摂取が、サルコペニアを防止するのに有効であることが次第に明らかになってきています。サルコペニアが進行すると外出する頻度が低くなり、家の中でも転倒や骨折のリスクが増加するなどリスクも高まり、活動的な日常生活を送ることが困難になってしまいますから大変です。

栄養面では肉、魚、卵や牛乳など良質たんぱく質を多く含む動物性たんぱく質の食品の摂取が厚生労働省などからも推奨されていますが、カロリーとなる問題もあります。そこで特に高齢者の人は分岐鎖アミノ酸の一つであるロイシンを高配合した必須アミノ酸9種類の組み合わせのサプリメントなどを摂取することが効果的で、加えて乳清のたんぱく質を摂取するといいでしょう。もちろん高齢者に限らず、このロイシン高配合必須アミノ酸を継続的に摂取することは筋肉量と筋力の向上に有効で、一般の人でも歩行するスピードが速くなるなど運動能力の改善が確認されているそうです。

 

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アスリートの世界では、アミノ酸は以前から常識のものでしたが、最近ではスポーツを愛好する一般の人々においても、アミノ酸が持ついろいろな働きが理解されるようになって、幅広く取り入れられるようになりました。

アミノ酸は、身体を動かす時の筋肉の主成分となるあるたんぱく質を構成していますから、運動するには必要量がぐっと高まるわけです。アミノ酸は摂取してから吸収されるまで約30分しかかからず、必要な時にすぐ利用できる利点がありスポーツにはまさに最適の栄養素です。

筋肉の組織というのは、アクチンとミオシンというたんぱく質からできており、これらの主成分はバリン、ロイシン、イソロイシンという3種類の必須アミノ酸です。これが分岐鎖アミノ酸(通称BCAA)と呼ばれているもので、BCAAは筋肉中のたんぱく質の中で必須アミノ酸の約35%という高いウェイトを占めています。BCAAは高い負荷のかかる運動を行なうと、不足したエネルギー源を補うために、筋肉中のたんぱく質を分解して消費されます。

実際、マラソン選手などは競技終了後の血中BCAA濃度は20%も低下するそうです。そこで競技の開始前やその途中でタイミングよくBCAAを補給すると、体内のエネルギー源に余裕ができるようになり、スタミナを長く維持することが可能になるのです。一般の人のハイキングなどでもその効果が確実にあります。

 

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最近シャンプーや、リンス、ボディーソープなどの製品でアミノ酸配合という表示を見ることがあります。こうしたアミノ酸を配合した製品には実際いろいろなメリットがあるのです。

ご存じのように人間の身体は約70%が水分であり、この水分を保つために皮膚が大切な役割を果たしています。皮膚は皮下脂肪の層と、それを覆っている約3mmの真皮に、真皮の上の約0.1mmの表皮、更にはわずか0.01mmしかない角質層で表面を覆っています。表皮は生きた細胞ですが、2週間ぐらいで死んでしまい、それが表面の角質層になるのですが、これもやがてターンオーバーと呼ばれる剥離が起きます。肌のうるおい感はこの角質層にどの程度水分があるかで大きく異なるのです。そして角質層の中にある天然の保湿因子としてもアミノ酸が重要な働きをするのです。

細胞内のたんぱく質は分解してアミノ酸となって角質層に供給されており、肌の天然保湿因子の約半分はアミノ酸とアミノ酸のひとつであるピロリドンカルボン酸ということになるからです。又、 肌の美容成分として知られるコラーゲンも、実は各種のアミノ酸からできています。こんな事から。カサつきやクスミなど肌のトラブルの多くがアミノ酸不足と大きく関係している場合があるのです。アミノ酸配合の製品もいいですが、しっかりアミノ酸を摂取していれば健康的な肌を維持できるのですから普段の食事がやはり重要ということです。

 

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今や国民的な関心事ともなっているメタボリックシンドロームですが、この対策にも、分岐鎖アミノ酸が役立ちます。人間の身体の基礎代謝量というものは加齢と共に次第に落ちていくものですが、この代謝による消費エネルギーが最も多い部位は筋肉で、全体の約40%を占めています。従って筋肉量を増やすことは基礎代謝量を高めることになり、その結果として体脂肪も減少できるようになります。

もちろん実現しようと思えば運動を継続して行うことが必要ですが、分岐鎖アミノ酸を摂取すると、より効果的に筋肉中のたんぱく質の合成を高め、同時に分解を抑える作用があるのです。又、筋肉の疲労も抑制されるようになるので、継続した運動がしやすくもなります。

もうひとつの助っ人が甘味料です。アミノ酸にはそれぞれに味があり、これを組み合わせることで、新しい味や機能が開発されており、そのひとつが甘味料なのです。2つのアミノ酸である、アスパラギン酸の酸味とうま味と、フェニルアラニンの苦味を結合させたものがアスパルテームという甘味料で砂糖の200倍もの甘味があります。このアスパルテームは、肉や乳製品、穀類、野菜などの食品と同様のタンパク質の成分であるアミノ酸からできていますから、体内ではアミノ酸として代謝され、健康的なうえ血糖値にも影響しません。これならカロリーを気にせず、しかもエネルギー源にもなるのですから試してみる価値はあると思います。

 

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